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2005.11.14

3カ月児心臓病手術成功(沖縄タイムス)

3カ月児 心臓病手術成功 (沖縄タイムス)

 心臓から肺や全身に血液を送り出す機能に重い先天性疾患がある生後三カ月の女児への手術がこのほど、県立那覇病院(安次嶺馨院長)で成功し、女児が近く退院できることになった。女児の肺動脈の一部を切り取って、心臓と肺動脈を結ぶ新たな血流路として使用する手術法で、患者への負担が少なく、同病院では国内で初めての症例としている。
 手術を受けたのは、中城村の塾講師澤岻安哉さん(29)の三女希琉ちゃん。希琉ちゃんは胎内の診断で、心臓から全身に血液を送り出す大動脈と、肺に送る肺動脈が生まれつき分かれていない「総動脈幹症」と判明。動脈を二つに分ける手術をしないと、心不全などで一年以内に死に至る重い疾患だ。

 同病院は琉大医学部と連携して診断。十月二十日に手術を実施した。

 担当した長田信洋心臓血管外科部長や天久憲治小児科医長によると、総動脈幹から分離した後、肺動脈を右心室とつなぐ血流路が必要となるが、従来は人工素材や牛の頚静脈を使う例が多かった。その場合、体の成長に伴う再手術が必要で、患者への負担は重かった。

 今回は、希琉ちゃんの肺動脈の膜の一部を切り取り、人工素材と合わせて血流路を作製。自己組織のため将来的に成長することから再手術がいらない利点を生かした。

 六時間四十分の手術を乗り越えた希琉ちゃんに術後の合併症は見られず、ミルクをよく飲んで体重が約一キロ増えるなど、経過は良好だ。

 長田部長は「従来の手術の欠点を改善する方法だ。県内でも重症の患者を助ける例になる」と話す。今回の症例は来年の心臓血管外科の関連学会に報告する。

 父の安哉さんは「手術前の心配がうそのよう。救ってもらった命。将来は人の命にかかわる仕事に就いてくれたら」。母・理乃さん(28)も「元気な笑顔が見られて幸せだらけ」と希琉ちゃんの回復ぶりを喜んだ。




 最近、自己組織を利用した手術が増えてきているようです。すごいですね。3ヶ月児というと術野も成人と比較してとても小さいわけですから。
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