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2005.11.24

肝芽腫:生体肝移植の有効性確認(毎日新聞)

肝芽腫:生体肝移植の有効性確認 新たな治療の柱に (毎日新聞)

 切除手術によっても治療が難しい進行した肝芽腫(小児がんの一種)に対し、新たな治療の柱として生体肝移植の有効性が確認され、関係者の注目を集めている。25日から宇都宮市で開かれる第21回日本小児がん学会・第47回日本小児血液学会で、藤堂省・北海道大大学院医学研究科教授が、国内、欧米の研究グループの調査をもとに報告する。
 肝芽腫の発生率は100万人に1人程度とされ、日本小児肝癌(がん)スタディグループ(JPLT)に登録される症例数は年間30~40件。藤堂教授らによると、90年から04年末までに計260例が登録された。
 このうち、肝臓の広範囲に腫瘍(しゅよう)が及んだ14例に生体肝移植が施され、11例が生存している。この14例のうち、症状が重く最初から生体肝移植を選択した7例では、6例が生存と高い生存率を示した。
 日米の医療機関で十数例の移植にかかわった藤堂教授は「肝移植が(腫瘍部分などの)切除、化学治療に次ぐ治療の第3の柱として定着してきた」と評価し、従来は救えなかった進行した肝芽腫にも適用できる移植の意義を強調。「米国で行われるチーム医療のように、化学治療を行う小児科医と切除・移植を担当する外科医の連携の下、患者に最適な診療を選択できる環境整備が必要」と指摘する。
 今回の学会のテーマは「叡智(えいち)の結集--トータルケアの心と実践」。小児がん専門医制度や化学治療の臨床試験の現状と課題も論議される。また、小児がん経験者5人が参加し、患者中心の医療のあり方を考える公開シンポジウム「医療の受け手から」(当日受け付け、一般は無料)が、26日午後1時から宇都宮市本町1の栃木県総合文化センターで行われる。
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Posted at 18:28 | Medical News | COM(18) | TB(0) |
2005.11.24

エイズ:世界の感染者初めて4000万人突破(毎日新聞)

エイズ:世界の感染者初めて4000万人突破 (毎日新聞)

 国連エイズ合同計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)は21日、世界のエイズウイルス(HIV)感染者が初めて4000万人を突破、今年末時点の推計で4030万人に達すると発表した。世界規模での感染増加は落ち着きを見せ始めているが、東アジアや東欧、中央アジアでは依然として平均を上回る増加が続いている。
 この日発表された05年版報告書によると、今年の新たな感染者は490万人、死者は310万人。どちらも、前年と同水準だった。
 今年末現在の東アジアでの感染者数は87万人。昨年版報告書は110万人と推計したが、中国が人数を下方修正した模様だ。ただ、UNAIDSは「東アジアの感染者数は03年に比べると25%増えており、感染拡大の傾向は変わらない」と警告している。
 南アジア・東南アジアの感染者は740万人。タイでは人口に対する感染者の比率が1.5%と近年でもっとも低いレベルに下がった。だが、売春婦に対する最近の調査では、一時は100%近かったコンドーム使用率が5割程度に落ち込んでいるという。
 世界の感染者の半数以上がサハラ砂漠以南のアフリカ諸国で2580万人。アフリカでは抗ウイルス薬治療を受けているエイズ患者は1割だけで、世界中の死者の8割がサハラ以南に集中している。
 日本については▽感染者の6割が男性同士の性行為による感染である▽若い世代が性行為での感染予防を怠っているために30歳以下の若者が感染者の約3分の1を占めている--と指摘している。




 エイズの問題は海外の問題ではなく、もはや国内においても無視出来ない問題となっています。
 最近はよく問題となっている性教育ですが、こういった点から修正していく事が非常に重要となってくるのではと考えます。
Posted at 18:25 | Medical News | COM(9) | TB(0) |
2005.11.24

小学生のアトピー、昼休みシャワーで改善(朝日新聞)

小学生のアトピー、昼休みシャワーで改善 厚労省研究班 (朝日新聞)

 アトピー性皮膚炎の小学生に学校の昼休みに数分のシャワーを続けてもらったところ、症状が大幅に改善したことが厚生労働省研究班の調査でわかった。福井市で開かれている日本小児アレルギー学会で19日、望月博之・群馬大講師(小児生体防御学)が発表した。設備や学校の協力が必要だが、患者や家族には朗報になりそうだ。

 アトピー性皮膚炎は十数%の小学生が悩んでおり、近年治りにくくなっているともいわれる。体育などで汗やほこりが皮膚に付いて、刺激でかゆみが増し、繰り返しひっかくことも悪化の原因の一つと考えられている。

 そこで、望月さんらは昨年と今年、症状が悪化しがちな6~7月の6週間に、群馬県内の小学校7校の協力を得て、アトピー性皮膚炎の児童延べ53人(平均8.8歳)を対象に、平日の昼休みに3~5分ほど温水のシャワーを学校で浴びてもらい、効果を調べた。いずれも症状が安定している児童で、期間中は治療内容を変更しなかった。

 全身を25の部分に分け、場所ごとに強い症状は2点、弱い症状は1点、症状なしは0点と、計50点満点で評価したところ、全員が改善し、シャワー実施前は平均11.2点だったのが6週間後には4.0点と、7.2点も症状が軽くなった。




 この記事はとても朗報でしょう。しかし、ただシャワーを浴びるだけで良くなるのか?といった点で注意が必要ではないかと感じます。

 そもそもアトピー性皮膚炎を悪化させるものとして汗やほこりによる膚への刺激がこの記事では挙げられていますが、皮膚の乾燥も刺激となり得るわけです。ですから、シャワーを浴びた後の乾燥の防止にも気を付ければ、なお良いのではないかと考えました。
Posted at 18:20 | Medical News | COM(21) | TB(0) |
2005.11.24

血友病に肝炎治療薬が効果(共同通信)

血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見 (共同通信)

 C型肝炎の治療で「インターフェロン」と併用される抗ウイルス薬の「リバビリン」に、血友病の出血予防効果があることを、名古屋大病院(名古屋市)輸血部の高松純樹教授と消化器内科の後藤秀実教授らの研究グループが突き止めた。23日から福岡市で開かれる日本血栓止血学会の学術集会で発表する。
 血液製剤を注射し血液を凝固させる成分を補充する現在の血友病治療は高額で、患者の体力的負担も大きい。輸血部の山本晃士副部長は「リバビリンはのみ薬のため、患者の負担軽減にも役立ちそうだ」と話している。
 リバビリンは、C型肝炎治療の際に、インターフェロンと併用する場合、健康保険の対象になる。




 リバビリンが血友病治療で保険適応になれば、現在の治療法と比較しても、患者の負担は大きく減りそうです。こうなってく動きが出てきそうですね。

 血友病
 リバビリン
Posted at 18:11 | Medical News | COM(0) | TB(1) |
2005.11.24

コーヒーで高血圧防げ!(時事通信)

コーヒーで高血圧防げ!=「1日1、2杯効果的」-男性4500人調査・慶大講師 (時事通信)

 1日1、2杯のコーヒーで高血圧予防を-。日常生活の中でコーヒーを適量飲む人は高血圧になる割合が低いことが19日、慶応大学医学部非常勤講師の船津和夫医師(内科消化器)らの調査で分かった。
 東京都内の診療所で2003年10月から04年3月までに生活習慣病健診を受けた人が調査対象。高血圧や高脂血症などを治療中の人を除く、20-70代の男性4554人を分析した。 




 これは、カフェインによる消化作用からの効果ですかね?詳しい調査結果に注目したい記事です。
 しかし、飲み過ぎにも注意しなくてはならないのかもしれません。
Posted at 18:05 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.19

医師数:都道府県別で最大2.04倍の差(毎日新聞)

医師数:都道府県別で最大2.04倍の差 厚生労働省調査 (毎日新聞)

 病院(大学病院を除く)や診療所など医療施設で働く医師の人数が04年12月末現在、都道府県別で最大2.04倍の差があることが厚生労働省の調査で分かった。2.12倍だった前回(02年)から、やや改善されたが、地域による医師の偏りが改めて浮き彫りになった。医師の総数は27万371人で、前回より2.9%増加した。
 医療施設で働く医師は人口10万人当たりでみると、東京(264.2人)が最も多く、徳島▽高知▽京都▽鳥取と続く。一方、最も少ないのは埼玉(129.4人)で、ほかに▽茨城▽千葉▽青森▽岐阜など。
 医師が主に働いている診療科別では、内科の7万3670人(前回比1.4%減)が最も多く、続いて外科▽整形外科が多い。一方、産婦人科は4.3%減の1万163人で、減少理由について、厚労省は少子化や勤務時間の長さの影響を指摘している。




 勝手な先入観ですが、沖縄や北海道の医師の数がとても少ないのではと思ってました。ドラマの観過ぎでしょうか・・・。
 
 埼玉や千葉など、都市圏においても医師数が少ないのは驚きです。それだけベッドタウン化してしまっているという事でしょうか?
Posted at 05:33 | Medical News | COM(1) | TB(0) |
2005.11.19

睡眠時無呼吸症候群(京都新聞)

睡眠時無呼吸症候群 成人男性の13% 京大研究班 推定の3倍超 (京都新聞)

 寝ている間に断続的に呼吸が止まって深い眠りがとれず、日中に眠気を引き起こす睡眠時無呼吸症候群が、成人男性の約13%にみられることを、京都大医学研究科の角谷寛・助教授(睡眠科学)らの研究チームが、17日までに確認した。こうした調査は国内では例がなく、これまで推定されていた値の3倍以上になるという。
 睡眠障害に伴う病気の割合や影響を探るため、大阪府内11カ所で働く流通業の事務職と現場労働の20-50代男性306人(平均年齢44歳)を、質問票や専門医の診断、調査機器を使って昨春から1人当たり1週間かけて調べ、173人分をまとめた。
 睡眠中に起きる10秒以上の呼吸停止や低呼吸の回数は、1時間当たり5回未満(正常)の人が33%、5回以上(軽症)が39%、15回以上(中度症)が19%、30回以上(重症)が9%。軽症以上の人のうち、睡魔に日中襲われる睡眠時無呼吸症候群の人は13・3%に上った。
 重症者のうち8割に肥満、9割にいびきをかく特徴がみられた。日中に「眠い」と感じる人は重症で3割、中度症、軽症、正常はともに2割いて、自覚症状との関係は少ないことも分かった。健康上の理由で会社を休む人の割合は、正常に比べて重症者は4倍だった。
 睡眠時無呼吸症候群は一昨年に起きた山陽新幹線運転士の居眠り事故で注目され、交通事故や労災につながると指摘される。
 また、低酸素状態やストレスなどで高血圧や脳卒中、心筋梗塞(こうそく)の原因になるとも考えられている。米国では睡眠障害による経済損失は年間7兆円とのデータもある。
 角谷助教授は「睡眠時無呼吸症候群は国内では多角的な実態調査がなく有病率は男性で3-4%と考えられてきた。眠気を感じる人だけ調べたのでは問題を見過ごす可能性があり注意が必要だ」と話している。




 うちの父も睡眠時無呼吸症候群で、肥満ではありませんが、いびきはすごいです。こんなに身近にあるのだから、それなりの数の人が睡眠時無呼吸症候群であると思っていましたが、まさか13%にまで上るとは思ってもみませんでした。
 
 また、「米国では睡眠障害による経済損失は年間7兆円とのデータ」っていう数字がその重要さを表しているかと。日本においてもこういった問題が今後出てくるかもしれません。

 低酸素状態やストレスなどで高血圧や脳卒中、心筋梗塞の原因になるとも考えられている事などから、国民全体の問題として、今後代表的な問題となる可能性もあるのではないかと感じます。
Posted at 05:27 | Medical News | COM(1) | TB(0) |
2005.11.17

犬の癒やし効果、人より上(共同通信)

犬の癒やし効果、人より上 心臓病患者の不安など改善 (共同通信)

 犬との短時間の触れ合いは、心臓病患者の不安軽減や血圧などの改善に人と接するより大きな効果をもたらすと、米カリフォルニア大ロサンゼルス校のチームが15日、テキサス州で開催中の米心臓病協会の会合で発表した。犬の「癒やし効果」を具体的な数値で示した研究は珍しい。
 チームは心不全で入院中の患者76人(平均57歳)を3班に分け、12分間にわたり(1)ボランティアが連れてきた犬と触れ合う(2)ボランティアだけの訪問を受ける(3)ベッドで安静にする-を実行してもらった。
 その結果、犬と触れ合った患者では、不安の強さが訪問前より平均24%低下した。人の訪問では10%しか低下せず、安静に寝ていた患者には変化はみられなかった。




 我が家も今年から犬を飼い始めましたが、それから家族の間で、以前よりも笑顔が多くなった感じがします。そういった事からこの記事にある様なデータが出ているのかもしれませんね。

 「人よりも犬の方が癒しは上」というのは、必ずしもそうだとは言えないかもしれませんが、最近のペットブームに象徴されるように、たしかに癒しの効果は絶大なのだと思います。

 将来、ペット療法が流行るかもしれないですよ。
Posted at 04:32 | Medical News | COM(1) | TB(0) |
2005.11.16

文系でも医師目指せます(産経新聞)

文系でも医師目指せます 東大、学部選択を弾力化 (産経新聞)

 東大は15日、来年度以降入学する学生を対象に、教養課程から専門課程に進む時に、文科系学生が医学部に進学できるなど、文系・理系を超えた弾力的な学部選択ができる制度を導入する、と発表した。文理を超えた学部選択は珍しいとしている。

 東大では2年終了時に、学生の志望と成績に応じて、原則として文科一類の学生は法学部に、理科3類の学生は医学部へと進む仕組みをとってきた。新制度では、これに加えて、すべての学部や学科の定数の一部に本来の科類とは関係なく学生を受け入れる「全科類枠」をつくる。

 枠は法学部の場合、14人で、医学部医学科では3人などとなっており、成績の上位順に振り分ける。それぞれの学部、学科の進学に必要な単位を取っておくことも条件になっている。

 古田元夫(ふるた・もとお)副学長は「今の学問は文系理系双方の視点を持つことが必要になってきており、幅広い進路選択ができるようにすべきと考えた」と話している。




 とても良い事じゃないですか??

 そもそも、「理系でないと医者にはなれない」、「文系でないと弁護士になれない」等、こういった考え方はそもそも違うのではないかと思います。

 「大学に入って何をやりたいか決めたい」こう感じている学生は、少なくはないはずです。
 入学してからも進路を選択出来、文系であっても志があれば医学を学ぶ事が出来る。こんな大学がもっと増えればと感じます。
Posted at 04:55 | Medical News | COM(2) | TB(1) |
2005.11.16

RNAでがん抑制(朝日新聞)

RNAでがん抑制、動物実験成功 東大教授らのグループ (朝日新聞)

 がんの増殖にかかわる遺伝子の働きを止める物質を、微小なカプセルに入れて患部に送り込み、がんを抑える動物実験に東京大学の永井良三教授と協和発酵工業のグループが成功、14日、米ダラスで開かれた米心臓協会で発表した。新たながんの治療法の開発につながりそうだ。

 永井教授らは、動脈硬化やがんの増殖にかかわる「KLF5」という遺伝子を02年に発見、この働きをリボ核酸(RNA)で抑えられないかと考えた。RNAは、細胞の中でDNAの遺伝情報を写し取り、たんぱく質をつくる時に働くと考えられてきた物質だが、遺伝子の働きを抑えるためにも利用できる。「RNA干渉」と呼ばれ、この現象を使った治療法開発の競争が激しくなっている。

 グループは、血液中で不安定なRNAを患部にピンポイントで届けるために、直径100ナノメートル(ナノは10億分の1)のリポソームと呼ばれる脂質の膜でできた微小なカプセルを作り、KLF5を抑えるRNAを閉じこめた。このサイズにすると、がんのまわりのもろい血管からカプセルがにじみだし、がんに作用させることができる。

 がんのマウスに、この薬を与えると、がんに栄養を送る血管が新たにできるのを抑え、がんの増殖も抑えられることがわかった。




 RNAレベルでの抑制が出来るとなると、がん転移などの可能性もグッと減るという事です。また、がんの増殖も抑える事が出来るわけです。

 つまり、早期発見が確実になった場合を仮定すると、がんの転移を防止する事が出来、増殖を押さえられる。ということは、一度の手術でがんを根治出来る可能性が飛躍的に上昇すると言うわけです。
 また、早期発見とは言えないがんに対してでも、増殖を抑えられるということは、緩解の可能性も上昇します。そして、転移巣の進行もその段階で押さえられるという事になるわけです。今の段階では理論的な話ではあるようですが。

 以前お伝えした「カーボンナノホーン」と同様、がん治療は大きな進歩をする時代に差し掛かっているのは間違いないようです。
Posted at 03:06 | Medical News | COM(2) | TB(1) |
2005.11.16

たばこ税上げて対策費を(共同通信)

たばこ税上げて対策費を 生活習慣病で健康日本21 (共同通信)

 厚生労働省の健康増進政策の普及啓発に協力している「健康日本21推進全国連絡協議会」は、喫煙により脳卒中や虚血性心疾患といった生活習慣病にかかりやすくなるとして、その予防や対策費を確保するため、近く、たばこ税の引き上げを求める国民運動を始める。
 たばこ税引き上げについては、尾辻秀久前厚生労働相が先の国会で「検討しなければいけないと考えている」と前向きの姿勢を表明。ただ、たばこ事業は財務省が所管していることから、厚労省が前面に立つことは避け、日本経団連、連合、日本医師会、健康保険組合連合会などで構成する同協議会が引き上げに向けた世論喚起を図ることになった。
 協議会では、喫煙でがん死の可能性が高くなるとの研究結果や、たばこ価格の上昇で消費量が減ったなど、海外の事例を紹介したパンフレットを配るなどして、理解を広げる。




 またたばこの値段が上がる事になりそうです。これにはやはり反発も予想されるでしょう。しかし、欧米諸国と比較しても、日本のたばこはとても安いのです。

 「たばこを吸うのは個人の自由だ。そこから税金を取るのはどうなんだ。」

 こういった声を聞いた事があります。確かに、たばこを吸う人の気持ちはこの通りかもしれません。しかし、たばこを吸わないのに、たばこに悩まされる人も少なくありません。

 よって、私はたばこに税金をかける事、反対ではありません。そして喫煙をする人は、税金を支払ってまで不健康を買っている事、もっと意識しないといけないのだと感じます。
Posted at 02:54 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.16

糖尿病患者がアリに片目食われる(ロイター)

インドの病院で糖尿病患者がアリに片目食われる (ロイター)

 インド東部の国営病院で糖尿病の治療を受けていた女性が、片目をアリに食われていたことが分かった。当局者が15日明らかにした。
 術後感染の治療中だった女性の糖尿病患者が13日夜、アリにたかられ、助けを求めて大声をあげたが、看護師らはその女性患者に対し、感染症により痛みを感じるのは通常のことだ、として取り合わなかった。
 14日、同患者の家族が女性の左目の包帯をはずしたところ、目のあった部分は穴が開いたようになり、大群のアリが群がっていたという。
 この件について病院当局は現在調査中としている。病院幹部は、「アリが糖尿病患者を襲う例は珍しくない。われわれはこの不幸な出来事を調査するための委員会を設置した」と述べた。




 え・・・

 想像するだけで鳥肌が立ちました。

 「看護師らはその女性患者に対し、感染症により痛みを感じるのは通常のことだ、として取り合わなかった。」とありますが、いくら異国での出来事とはいえ、看護師の行動かと思うとなんだかショックです。

 しかも、「アリが糖尿病患者を襲う例は珍しくない。」と。いや、珍しいですよね?と言うよりも、こんな事があってはいけません。

 日本で同じ事が起きればどのような騒ぎになるかと、ゾッとするニュースです。
Posted at 02:46 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.14

新型インフルエンザ行動計画(毎日新聞)

厚生労働省:対策6段階で 新型インフルエンザ行動計画 (毎日新聞)

 厚生労働省は14日、新型インフルエンザの発生対応をまとめた行動計画を発表した。感染状況などから対策を6段階に分け、最悪の場合、全人口の25%が新型インフルエンザに罹患(りかん)すると想定。医療機関に受診する患者数は約1300万~2500万人になるとして、治療薬「タミフル」の備蓄を2500万人分(1日2カプセルで5日分)確保するなどの内容となっている。厚労省は行動計画をより具体的にした実施マニュアルを随時、策定していく方針。
 計画は「予防と封じ込め」「医療」「情報提供・共有」などが中心。6段階の対策は「国内発生」「国内非発生」に分けられており、最も被害が多いと想定される「フェーズ(段階)6」で国内発生の場合、大規模施設や興行施設などで不特定多数の集まる活動は原則すべて自粛を勧告、学校の臨時休校を要請、症状の認められた従業員の出勤停止、受診を勧告--など、社会活動の制限を行う。
 タミフルの備蓄は、国と都道府県が各1050万人分、国内の流通量で400万人分とし、国の分は来年度中に確保したいとしている。一方、都道府県の備蓄はほとんど進んでおらず、厚労省は「今後、都道府県が行動計画を策定する際、(通知などで)取り組みを促したい」としている。しかし、対応に差が予想され、国の補助金など支援を求める声が出そうだ。
 治療薬を使うのは優先順位を決め、新型インフルエンザ入院患者、罹患している医療従事者(医者ら)と警察官や消防署員ら社会機能維持者、感染で重度化が予想される患者、児童、高齢者、一般の外来患者、となっている。




 タミフルの備蓄量が足りてないぞ!ってな事になっていますが、そもそもタミフル大丈夫なんでしょうか?

 感染者数が予想以上になり、タミフルを処方される人が増えたとして、そのタミフルで副作用から異常が出る人がもし大量に出たとしたら・・・
 厚生労働省はこういった点はどう考えているんですかね?
Posted at 21:17 | Medical News | COM(22) | TB(0) |
2005.11.14

心臓を握って生まれたインドの赤ちゃん、手術代なく(ロイター)

心臓を握って生まれたインドの赤ちゃん、手術代なく医師が苦慮 (ロイター)

 インド中央部のチャッティスガル州で11日、外に出た自分の心臓を握ったままの女の赤ちゃんが生まれたが、両親が貧しく手術費用を支払えないため、医師が救命に苦慮している。
 政府系医療機関のS.K.パムホイ医師は13日、ロイターに対し、「女児は、首と鎖骨の間に完全な形の心臓があり、それを右手で握って生まれてきた」と述べた。
 医師らによると、右手と心臓は分離済み。緊急手術を受けないと命を落とす危険があるが、両親は貧しくて手術費用が払えないという。
 パムホイ医師は、「女児の心臓は、血管により体内と連結しており、心臓を正しい位置に戻す手術が最も望ましい。このままでは心臓が感染症にかかる危険が高いため、緊急手術が必要だ」と述べた。




 政治家が賄賂だの、公務員が公金横領だのニュースでよく聴きますが・・・

 こういう人達のためにお金なんとかしてあげましょうよ!

 この赤ちゃんを救うために、出来る事ないでしょうか?

 募金の募集とか、こういうとこでして良いんですかね・・・
Posted at 21:09 | Medical News | COM(1) | TB(0) |
2005.11.14

3カ月児心臓病手術成功(沖縄タイムス)

3カ月児 心臓病手術成功 (沖縄タイムス)

 心臓から肺や全身に血液を送り出す機能に重い先天性疾患がある生後三カ月の女児への手術がこのほど、県立那覇病院(安次嶺馨院長)で成功し、女児が近く退院できることになった。女児の肺動脈の一部を切り取って、心臓と肺動脈を結ぶ新たな血流路として使用する手術法で、患者への負担が少なく、同病院では国内で初めての症例としている。
 手術を受けたのは、中城村の塾講師澤岻安哉さん(29)の三女希琉ちゃん。希琉ちゃんは胎内の診断で、心臓から全身に血液を送り出す大動脈と、肺に送る肺動脈が生まれつき分かれていない「総動脈幹症」と判明。動脈を二つに分ける手術をしないと、心不全などで一年以内に死に至る重い疾患だ。

 同病院は琉大医学部と連携して診断。十月二十日に手術を実施した。

 担当した長田信洋心臓血管外科部長や天久憲治小児科医長によると、総動脈幹から分離した後、肺動脈を右心室とつなぐ血流路が必要となるが、従来は人工素材や牛の頚静脈を使う例が多かった。その場合、体の成長に伴う再手術が必要で、患者への負担は重かった。

 今回は、希琉ちゃんの肺動脈の膜の一部を切り取り、人工素材と合わせて血流路を作製。自己組織のため将来的に成長することから再手術がいらない利点を生かした。

 六時間四十分の手術を乗り越えた希琉ちゃんに術後の合併症は見られず、ミルクをよく飲んで体重が約一キロ増えるなど、経過は良好だ。

 長田部長は「従来の手術の欠点を改善する方法だ。県内でも重症の患者を助ける例になる」と話す。今回の症例は来年の心臓血管外科の関連学会に報告する。

 父の安哉さんは「手術前の心配がうそのよう。救ってもらった命。将来は人の命にかかわる仕事に就いてくれたら」。母・理乃さん(28)も「元気な笑顔が見られて幸せだらけ」と希琉ちゃんの回復ぶりを喜んだ。




 最近、自己組織を利用した手術が増えてきているようです。すごいですね。3ヶ月児というと術野も成人と比較してとても小さいわけですから。
Posted at 21:04 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.14

「太り気味の男性」に必要な食事バランス感覚(日経BP)

「太り気味の男性」に必要な食事バランス感覚 (日経BP)

 今年6月、厚生労働省と農林水産省は、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいのかの目安をわかりやすくイラストで示した「食事バランスガイド」を公表した。

 これは、太り気味の男性や、外食の多い一人暮らしの人でもバランスのよい食事ができるように、主食、副菜、主菜などの各食品グループについて、その適量や料理例を一目でわかるように示したものだ。

 同ガイドによると、「ほとんど1日座って仕事をしている運動習慣のない男性」にとっての1日分の適量は、2200キロカロリー。主食なら1日分の目安は「中盛りのごはんなら4杯程度」、副菜は「野菜料理5皿程度」、主菜は「肉・魚・卵・大豆料理から3皿程度」、ほかに牛乳・乳製品として「牛乳1本程度」、果物が「みかんなら2個程度」――という具合だ。

 日本人における肥満の人の割合は、特に男性でこの20年間、増え続けている。例えば2002年の国民栄養調査によると、30~50歳代男性ではどの年齢層においても、BMI(体格指数)が25以上の肥満の人は約3割も占めている(参考記事:増え続ける日本の「肥満」男性)。

 中高年男性の場合、仕事が忙しいとどうしても夕食が遅くなり、ストレスなどからつい食べすぎや飲みすぎになる。また、おかずをつまみながらお酒を飲むという夕食では、夜中にお腹が空くため、やはり食べすぎにつながってしまう。

 一方、日本人の食生活が欧米化してきたことも、肥満の人が増えている一因に挙げられるだろう。最近の日本人は、ごはんなどの主食を食べる量が減り、卵や魚、肉などの摂取量が増えているという。「卵や魚、肉などの食品はたんぱく源になるが、同時に油も多く含んでいる。さらに同じ卵や魚を食べるにしても、洋食ではムニエルや目玉焼きにするなど、調理に油を使うことが多い」と、二葉栄養専門学校教授の小川万紀子氏は指摘する。

 食事バランスガイドを参考にすると、バランスのよい食事としては、毎食、主菜は1皿、副菜は2皿程度となる。小川氏は、「主菜が片手分なら、副菜は両手分という具合に、自分の手のひらのサイズを目安に食べるといい」とアドバイスする。

 ただし、この際、「肥満予防のためには、油と油の組み合わせは避けるように」と小川氏は注意を促す。つまり、もし主菜がから揚げなど油を使ったものならば、副菜は野菜炒めではなく、青菜のお浸しのように油を使ってないものにするといった工夫が必要というわけだ。「片手分がトンカツなら、両手分は千キャベツや酢の物にする。逆に、片手分がお刺身なら、両手分はキンピラや肉じゃがなどにする」という具合だ。

 また、食品はいろいろな種類を組み合わせた方が、バランスが取れていい。主菜なら、朝食に卵を食べたら、昼食は肉、夕食は大豆や魚――という具合に、1日の中で「肉、魚、卵、大豆料理」の4種類を必ず取ることも大切だ。

 なお、主食であるごはんなどの炭水化物は、消化に時間がかかるため、腹持ちがよく、無駄な間食をしなくてすむというメリットがある。「宴席が多いビジネスマンは、お酒の席でおにぎりなどの主食も一緒に食べておくと、帰宅してから夜中にお腹が空くこともなく、食べすぎを防ぐことができるだろう」と、小川氏は付け加えている(参考記事:“おやつ”を上手に食べ肥満予防)。

 肥満は、糖尿病や高血圧症、高脂血症などの生活習慣病とも深い関係がある。栄養バランスを心がけ、太りすぎを防ぐためにも、この機会に一度、自分の食生活を見直してみてはいかがだろうか。




 肥満は生活習慣病と切っても切り離せません。きっと、肥満の人の数が減るだけで、生活習慣病の罹患数もグッと減ると思います。

 たしかに一人暮らしや、遅くまである仕事や、普段のストレスなど、食事をバランスよく規則正しく摂る生活を妨げる要因は多く存在します。
 しかしながら、生活習慣病に一度なってしまうと、とても大変です。毎日の生活における少しの心がけで防げるわけですから、こういった記事を読み、気を付けていきたいものです。

 厚生労働省「食事バランスガイド」について
 増え続ける日本の「肥満」男性
 “おやつ”を上手に食べ肥満予防
Posted at 04:09 | Medical News | COM(0) | TB(1) |
2005.11.14

産婦人科事故:昨年9カ月間で116例、うち死亡41例(毎日新聞)

産婦人科事故:昨年9カ月間で116例、うち死亡41例 (毎日新聞)

 日本産婦人科医会は13日、医療事故の再発防止を目指す「事故(偶発事例)報告制度」の実績を初めて公表した。昨年4月からの9カ月間で116例の報告があり、このうち死亡(妊産婦や胎児・新生児など)が41例、仮死状態などで生まれて脳性まひ(疑いを含む)に陥ったケースが12例あった。医会は「報告件数が少ない」として、全国の支部に働きかけ、報告件数や内容をレベルアップさせる方針。
 報告制度は死亡や重度の障害が残ったケースなどが対象で、過失の有無は問わない。事故の原因を分析し、再発を防ぐのが狙いで、医会は「今回は明確にミスとされるケースはほとんどなく、大半は偶発的な合併症」としている。




 「報告件数が少ない」という部分が気になりました。報告されていないケースがより多くあるといった意味でしょうか?
 そうなると、隠されたケースも存在するのではないかと。

 「事故の原因を分析し、再発を防ぐのが狙い」とある以上、報告制度の徹底が図られればと感じます。
Posted at 03:36 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.14

初診料(毎日新聞)

初診料:上乗せ料格差、0円から5250円 全国病院調査 (毎日新聞)

 紹介状を持たない初診患者に病院が独自に上乗せできる料金に、無料から5250円までの開きのあることが、全国の800床以上の病院を対象にした毎日新聞の調査で分かった。大学病院や有名民間病院などで高く、自治体病院で低い傾向があった。この上乗せ料金は全額自己負担のため、掲示して患者に知らせる義務があるが、ホームページなどに記載せず、実際に病院を訪れるまで分からない病院が少なくとも15施設あった。
 調査は800床以上の病院103施設(04年10月現在)を対象に実施。最も高かったのはいずれも東京都内の東京大病院、慶応大病院、虎の門病院の3施設で5250円。次いで東京都内など都市部の大学病院などで3150円が目立った。地方の大学病院や民間病院などでは2000円台、自治体病院では1000円台が多かった。
 一方、無料だったのは、サナトリウムなどを除くと、いわき市立総合磐城共立病院(福島県)など2施設。次いで、京都府立医大病院(京都府)の510円、佐久総合病院(長野県)の520円が安かった。
 料金設定は、ほとんどの病院が紹介患者加算に準拠。これは初診患者が診療所など他の医療機関からの紹介状を持って訪れた際に一定額が加算される制度で、紹介率に応じて、400円から4000円までの6段階に分けられている。紹介患者なら得られる金額分を、紹介状を持っていない患者に肩代わりしてもらう形といえる。
 5250円だった3施設は「近隣の同規模の病院の料金を参考にして決めた」(虎の門病院)などと説明している。
 一方、無料とした市立函館病院(北海道)は「地域に根ざした医療を行うため」としている。「地域事情からあまり高くすると住民の理解を得られない」など、地域の事情を考慮した理由も目立った。
 時間内に病院を訪れた際の初診料は現在、2550円で保険適用されている。しかし、厚生労働省は紹介状を持たない患者の場合、初診料自体も自己負担にする方針を固めており、上乗せ料金と合わせると8000円近くになるケースも出てくるとみられる。




 初診時の自己負担の格差は、大規模病院などに患者が集中してしまわないためにあり、たしかにこういったことで防ぐのも必要かもしれません。
 しかしながら、「掲示して患者に知らせる義務があるが、ホームページなどに記載せず、実際に病院を訪れるまで分からない病院が少なくとも15施設あった。」などから、患者が実際に病院へ行って困ってしまうという事も少なくなさそうです。

 患者への情報公開も等しく行われれば、より良くなるかと。どこからでもこういった情報を手に入れる事が出来れば、こういった制度もより活かせるのかもしれませんね。

 上記の理由、なんとなくわかっておきながら、弱者の切り捨てに思えるのは私だけでしょうか??
Posted at 03:31 | Medical News | COM(0) | TB(2) |
2005.11.14

治療なしにエイズ消滅?(時事通信)

治療なしにエイズ消滅?=英国人男性に「奇跡」の声 (時事通信)

 エイズウイルス(HIV)に感染したものの、治療も受けないまま、自然に治癒していたケースが英国で報告され、「奇跡」として医療関係者らを驚かせている。病院ではさらに検査を重ねる計画だが、エイズ治療の突破口になるかもしれないと一部では早くも期待が高まっている。
 13日付の英各紙によると、エイズの「自然治癒」が確認されたのは現在ロンドンに住むアンドルー・スティンプソンさん(25)。2002年8月、3回にわたりHIVの抗体が確認された。しかし、「03年10月、12月、さらに04年3月の検査ではいずれも陰性」(タイムズ紙)との結果が出た。




 とんでもない発見に、こういう不思議な事がつながったりすることがあるのかもしれません・・・これは一体どういうことでしょうか?
 自己免疫によるものか?それとも、何か摂取したからか?この人の生活や文化、周りを包む環境など、多くが考えられるのかもしれません。
 しかし、これが本当なら、すごい事になりそうです。
Posted at 03:05 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.13

医療関連死で初の解剖実施(朝日新聞)

医療関連死で初の解剖実施 都内の病院で (朝日新聞)

 明らかな医療過誤とはいえないが、診療行為に関連した死亡例の原因を調べる「医療関連死調査分析モデル事業」の1例目の解剖が、今月1日に東京都内の大学病院で行われたことがわかった。この解剖結果や臨床経過に基づき、評価委員会が3カ月以内に死因や再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめ、医療機関と遺族に渡す。

 解剖されたのは、都内の病院で内視鏡による総胆管結石除去手術を受けた60歳代の男性。術後に腹膜炎を併発し、別の病院で手術から約2カ月後の先月末に死亡した。

 男性が死亡した病院は病死と断定できない「異状死」として警察に届けたが、検視などの結果、モデル事業の中で死因を調べることになった。

 同事業は厚生労働省の補助を受けた医学会が実施主体となり、9月から東京都、愛知県、大阪市、神戸市の4カ所で受け付けを開始した。死因解明を望む遺族の希望に応え、同様の事例の再発防止に役立てるとともに、公的な死因究明システムをつくるための課題をさぐっている。

 死因究明の手続きは、まず遺族の同意を得た医療機関が地域の大学法医学教室などに置かれた受付窓口に調査を依頼。コーディネーター役の調整看護師が調査担当医とともに医師や遺族から聞き取りを行い、カルテの内容などを調べる。遺体の解剖は法医と病理医が2人で行い、関係診療科の医師も立ち会う。

 今後、対象地域を9カ所に増やし、年間200例の調査を目標にしている。医療機関向けにモデル事業の説明会も計画している。




 このニュースを読んで、なんだか「白い巨塔」を思い出してしまうのは、私だけでしょうか?

 こういった事が行われるようになることで、医療の「不透明な部分」がなくなっていく事を願って止みません。
 「診療上の問題点と死亡との因果関係とともに、同様の事例の再発を防止するため」の事業として、広まっていって欲しいと感じます。病院側が医療訴訟をなくそうという意図のみでこういった事業がされることがなければ良いのですが・・・

 診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業
Posted at 16:13 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.13

インフルエンザ薬タミフルで異常行動死(毎日新聞)

インフルエンザ薬:タミフルで異常行動死 少年2人 (毎日新聞)

 インフルエンザ治療薬のリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)を飲んだ患者2人が、飲んで間もなく行動に異常をきたし、1人は車道に走り出て大型トラックにはねられ死亡、もう1人はマンションの9階から転落死していたことが11日、分かった。薬の添付文書には副作用として「異常行動」(自分の意思とは思えない行動)や「幻覚」などが起きる場合があると書かれているが、死亡につながったケースの判明は初めて。厚生労働省安全対策課も死亡例の一つを副作用として把握しており「異常行動の結果、事故死する可能性もある」としている。
 NPO法人「医薬ビジランスセンター」(大阪市)理事長の浜六郎医師が12日、津市で開催中の日本小児感染症学会で発表する。2人の遺族が浜医師に相談した。
 岐阜県の男子高校生(当時17歳)は昨年2月にインフルエンザと診断され、正午過ぎにタミフルの通常量、1カプセルを自宅で飲んだ。その後、家族が不在の間にパジャマ姿で素足のまま外出し、雪の中を自宅のフェンスを乗り越えて走るなどした。午後3時45分ごろ自宅近くでガードレールを乗り越え大型トラックに飛び込み死亡した。
 タミフルの輸入販売元の中外製薬は同年7月、「薬との因果関係が否定できない例」として厚生労働省に報告した。
 愛知県の男子中学生(当時14歳)は今年2月5日にインフルエンザと診断された。午後4時ごろに1カプセルを飲み、午後5時半ごろ自室に戻った。午後6時ごろ、自宅マンションの前で全身を打って倒れているのが見つかり、そのまま死亡した。警察によると9階の手すりに指紋が残り、手すりにぶら下がった後に落ちたとみられる。
 2人とも、薬を飲む前に精神的な異常は全くなかったという。
 この他にも10代の女性が服用後2日目に窓から飛び降りようとして母親に止められた例があり、厚労省は昨年6月に「医薬品・医療用具等安全性情報」を出し注意を呼びかけた。添付文書に副作用として異常行動を盛り込むことも指示した。
 同省関連の独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」には、00~04年度に、服用後の幻覚や異常行動などが延べ64件報告されている。
 奥西秀樹・島根大医学部教授(薬理学)は「脳内には興奮を抑える仕組みがあるが、タミフルはこの仕組みをさらに抑え異常な興奮などを起こすのではないか」と推定する。未成年者や乳幼児は化学物質から脳を守る機構が弱く、特にこうした副作用を受けやすい。他に幼児6人が服用後に突然死しており、同様の副作用と疑われるという。
 タミフルはスイス・ロシュ社が開発した。ウイルスの増殖を妨げ熱がある期間を1日程度縮める効果がある。国立感染症研究所の医師によると日本での年間販売量は1500万人分で、世界の8割以上を占める。
 欧米では、インフルエンザは自然に回復する病気とみられている。浜医師は「飲んだ場合は副作用を頭に入れ、周囲の人が目を離さない方がよい」と話している。




 インフルエンザ治療薬のタミフルに関してですが、週末辺りからテレビやニュース、新聞でかなり多く取り上げられています。学会などにおいても議論が多くされそうですので、この問題に関しては議論が一端落ち着き出した頃に、もう一度まとめていきたいと思います。

 インフルエンザ薬:タミフル問題、学会でも論議(毎日新聞)
 「タミフル服用で行動異常死」学会報告 専門家は疑問視(朝日新聞)
 服用後に異常行動死=インフルエンザ治療薬のタミフル-小児感染症学会(時事通信)
 抗ウイルス薬 タミフルで突然死例 使用後異常行動も(産経新聞)
Posted at 04:03 | Medical News | COM(2) | TB(0) |
2005.11.13

40~64歳の末期がん患者、すべて介護保険対象(読売新聞)

40~64歳の末期がん患者、すべて介護保険対象 (読売新聞)




 これは、もっと早くに決定してもらいたかったとも感じますが、診断の基準などの問題もありますので、遅かれ早かれ、決定を実現にこぎ着けた事は、とても意味がある事だと感じます。

 末期がん患者の在宅療養は非常に重要な問題であり、課題だと思います。精神的にも経済的にも介護者の負担はとても大きなものです。
 
 介護保険には未だ多くの課題が残されていると感じますが、今回の決定はとても大きな進歩ではないでしょうか。
Posted at 03:51 | Medical News | COM(3) | TB(0) |
2005.11.13

人工心肺活用(朝日新聞)

人工心肺活用、7人に1人が社会復帰 札幌の病院 (朝日新聞)

 通常の救急治療では心拍が戻らない心肺停止患者に対して、心臓手術後の血流維持に使う小型の人工心肺装置も駆使して救命を図った結果、ざっと7人に1人は社会復帰を果たした。そんな成果を13日、札幌市立札幌病院の医師が、米国心臓病協会で発表する。血流を維持し、脳などが酸素不足で死ぬのを防いだのが功を奏したと考えられている。

 使ったのは経皮的心肺補助(PCPS)と呼ばれる装置。本来は心臓手術の後、補助人工心臓装置に代えて一時的に、血流を維持することなどに使われる。

 太ももの静脈から細長い管(カテーテル)を心臓まで入れ、酸素不足となった血液を抜いて、人工肺で血液に酸素を入れた上で動脈に戻し、ポンプで循環させる。

 心臓が停止した場合、何も処置をせずに3分間たつと死亡率は約50%になる。心臓マッサージなどで血液の循環をある程度保つことはできるが、血中の酸素不足や血流の減少などで、心拍が戻らないままだと死亡率は徐々に高まる。

 札幌市では札幌医科大学が88年、札幌病院が91年から救急外来に導入。心臓マッサージなどに加えてPCPSを使い、脳などの組織や臓器が酸素不足で死ぬのを防ぎ、その間に心拍再開を目指してきた。88~05年2月に両施設で268人に使ったところ、73人(27.2%)が命を取り留め、39人(14.6%)は3カ月以内に社会復帰を果たした。

 台数に限りがあるため、札幌病院救命救急センターでは使用基準をつくり、薬物投与や、心臓への電気ショック(除細動)など通常の救急治療をしても心臓が動き出さないとの前提の下で、心停止60分以内、患者が70歳以下などの条件を満たした場合に限って、使うことにしている。

 PCPSを救命用に使う試みは関東や関西などの一部の医療機関でも実施されている。装置が数十万円するほか、短時間での操作に慣れも必要といい、発表した鹿野恒医師は「すべての病院ができるわけではないが、今まで『お手上げ』とされた心肺停止患者でも、助かる可能性があることを示すことができた。今回の治療が、一般の蘇生術に比べても脳死や植物状態などの後遺症が増えるとは考えていない」という。




 「今回の治療が、一般の蘇生術に比べても脳死や植物状態などの後遺症が増えるとは考えていない」というコメントがありますが、これに関して、ざっと7人に1人が社会復帰を果たせるという事は、残りの7人に6人はどうなっているのでしょうか?気になります。
 記事から読み取ると、268人中、39人が3ヶ月以内に社会復帰を果たしたという事は、7人に1人が社会復帰を果たしたという数字ですね。という事は、命を取り留めた人が73人いるわけですから、命を取り留めたものの、社会復帰を果たしていない人は、34人です。
 つまり、12.7%の人が、命を取り留めたものの、社会復帰を果たしていないんです。この約10人に1人の人達はどういった状態なのかを詳しく知りたい・・・

 経皮的人工心肺装置(PCPS)
Posted at 03:39 | Medical News | COM(20) | TB(0) |
2005.11.11

酸素カプセル好評(徳島新聞)

酸素カプセル好評 県内の整骨院など導入、けがの早期回復求め (徳島新聞)

 サッカーの2002年日韓ワールドカップ直前に足の甲を骨折して出場が危ぶまれた英国代表のベッカム選手が治療の一部に利用したことで知られる高気圧、高酸素濃度の「酸素カプセル」が、徳島県内の整骨院などで導入されている。カプセル内では、より多くの酸素を体内に取り入れることができるため、けがの回復や疲労回復に効果があるとされている。導入した整骨院では、小学球児からお年寄りまで利用があり、好評という。

 東京厚生年金病院の柏口新二整形外科部長は「肉離れやねんざなどで多少の効果があるとの研究報告は出されている。ただ、過剰な期待はしないで、専門医師と相談して正しく利用してほしい」と指摘している。




 これって結構有名ですよね?記事にもあるように、ベッカムが使用して話題になりました。

 最近は癒しブームですから、酸素カプセルで休む事が出来るお店まであるそうです。でもたしかに、脳は酸素消費量全体の20~25%を消費すると言われていますから、酸素がいきわたることで記憶力や集中力がアップする効果があるみたいです。
 つまり、酸素が行き渡れば血行も促進され、怪我の治癒も早まるってわけです。もちろん、すぐに治ってしまうなんていう、奇跡のカプセルじゃないんで、お間違いなく。

 酸素カプセル解説サイト
 酸素カプセル、ここが知りたい!
Posted at 20:21 | Medical News | COM(2) | TB(0) |
2005.11.11

気候変動による感染症拡大(日経エコロジー)

気候変動による感染症の拡大をハーバード医科大学が予測 (日経エコロジー)

 ハーバード医科大学の保健地球環境センターは、このほど気候変動が人体や生態系、経済活動に与える影響についての調査結果を公表した。これによれば、温暖化の影響でマラリアのような昆虫などを媒介とした感染症の拡大が予測され、北米ではライム病の病原菌を運ぶダニの生息域が2080年までに倍以上に広がる見込みという。同調査にはUNEP(国連環境計画)とスイスの大手再保険会社、スイスリ社が資金提供した。

 同調査は、温暖化が進むと病原菌を運ぶカやダニなどが繁殖しやすくなり、生息域も拡大すると予測している。昆虫などの生物を媒介とする感染症のうち最も感染地の広いライム病については、既に北米で感染者が増加し始めているという。冬季の温暖化が進み、病原菌を運ぶダニが増殖しているのが原因。同調査はまた、CO2の増加によりブタクサ花粉の飛散量が増え、ぜんそくの発症率が上がる可能性もあると見ている。調査は2003年に開始され、同センターのほか、専門領域の異なる80人以上の科学者や企業、国連機関、NGO(非政府組織)が共同で実施した。




 今日は環境が及ぼす医療に関したニュースが続きました。

 全く関係のない話かもしれませんが、アメリカ・ニューヨーク出身のRockバンド「The Strokes」のギタリスト・ニックもライム病であると聞いたことがあります。真偽は定かではありませんが・・・

 環境の問題は医療に大きな影響を与える時代になってきました。地球温暖化もその一つです。医療者も地球に住む人間であるのだから、環境を考えた生活を送らなければなりません。
 日本においても、多いに関係のある問題です。21世紀のうちに、今までは考えられなかった疾患や感染症が日本においても増える事は間違いありません。

 自分には関係のないことだと思わず、一人一人が心がける事が必要でしょう。

 ハーバード大学医学部
 ライム病(IDWR)
Posted at 16:42 | Medical News | COM(23) | TB(0) |
2005.11.11

年間40万人が大気汚染が原因で死亡(サーチナ・中国情報局)

【中国】研究機関調査:年間40万人が大気汚染が原因で死亡 (サーチナ・中国情報局)

 「中国では、年間約40万人が大気汚染の影響により早死にしている」--中国国家環境保護総局の中国環境計画研究員である王金南氏が、北京で開かれた大気汚染に関する国際シンポジウムの席で明らかにした。中国消費網が伝えた。

 王氏によると、2003年の研究では、年間30万人が屋外大気の汚染の影響で死亡、11.1万人が室内空気の汚染の影響で死亡しているという。王氏は「この数字は低く見積もられており、実際の死者はさらに多い」としている。

 このデータは、世界銀行が報告した数字と一致している。世界銀行では「中国では年間約40万人が、肺炎や心臓病など大気汚染が原因とされる疾病にかかり死亡している」との報告を行っている。

 王氏によると、中国の大気汚染源は主に、火力発電所や工場、自動車などから排出される硫黄酸化物、煤塵、粉塵など。また、屋内の汚染は、調理や暖房に使われる石炭燃焼などによる。

 中国では都市住民のおよそ3分の1が汚染度2級以上の都市で、1億1600万人が汚染度3級の都市で生活しているとされる。王氏によれば、汚染度2級は「人の健康に悪影響を及ぼす程度」、3級は「非常に危険な程度」とされる。




 これって、中国での話です。東京だと一体この数字がどうなっているんでしょうか?

 人口が全く違いますので、一言に比較は出来ませんが、人口割合で言うと、日本国内にまったく関係のない問題ではなさそうです。
Posted at 16:33 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.11

食欲抑制のホルモン発見(共同通信)

食欲抑制のホルモン発見 空腹ホルモンと遺伝子共通 (共同通信)

 食欲を抑制する作用がある新たなホルモンを米スタンフォード大のチームがラットの胃で発見、「オブスタチン」と名付け、11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 オブスタチンは、日本で発見された食欲促進ホルモン「グレリン」ともとになる遺伝子が共通なのに、機能はほぼ正反対。こうした例は非常に珍しい。
 2つのホルモンの役割を解明することで、先進各国で深刻な問題になっている肥満の治療薬開発につながる可能性がある。
 チームはグレリンの遺伝子や、グレリンのもとになる前駆体のアミノ酸配列を、人間やマウスなど約10の哺乳類について調べ、同じ遺伝子からグレリンとは別のタンパク質がつくられている可能性が高いと予測。そしてラットの胃から予測通りにオブスタチンを発見した。




 「オプスタチン」また覚えなきゃいけないホルモンがひとつ増えましたね。

 肥満の治療のために新薬が開発される事になれば、生活習慣病のいくつかはグッと減るかもしれません。
 しかし、あくまでも「食欲抑制」ですから。「食べなくても大丈夫」になるわけじゃありません。新薬となると「副作用」の面も心配です。
Posted at 16:23 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.11

鳥インフルエンザ:緊急対策費拠出など政府が対応策に本腰(毎日新聞)

鳥インフルエンザ:緊急対策費拠出など政府が対応策に本腰 (毎日新聞)

 政府は、鳥インフルエンザの対応策に本腰を入れる。人から人に感染する新型ウイルスが現れる危険性が指摘され、国際的に問題が深刻化。16日に京都で開かれる日米首脳会談でも主要議題の一つになると見られることから、国内対策と国際社会との連携の強化が急務と判断した。国際機関への緊急対策費の拠出や国内での抗ウイルス薬の備蓄強化などを検討しており、対応の遅れが指摘されていた取り組みに乗り出す。
 政府はこれまで、担当省庁がそれぞれ(1)抗ウイルス薬の備蓄(厚生労働省)(2)鳥の発病の監視(農林水産省)(3)渡り鳥のウイルス保有状況の調査(環境省)--などにあたってきた。だが先月28日、内閣官房に設置されている既存の「関係省庁対策会議」に外務省を加えるなど検討作業を強化、国際的な対応を含めて一体的に取り組む形を整えた。
 具体的には、世界保健機関(WHO)が鳥インフルエンザへの緊急対策として総額3500万ドル(約41億円)を求めていることから、資金を拠出する方向で検討中。また、抗ウイルス薬「タミフル」の国内備蓄を現在の1500万人分から2500万人分に増やす方針。
 背景には、欧米各国の素早い動きに対し、日本の取り組みの遅れがある。なかでもブッシュ米大統領は今月1日、鳥インフルエンザ対策を「国家戦略」と位置づけ、71億ドル(約8300億円)を投じて世界規模での予防体制整備などに乗り出すことを表明。日本政府内には、日米首脳会談で大統領が具体的な協力を求めたり、18日から韓国で開催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でも議題になるとの見方が有力で、「各省庁が協力して早急に対応を詰めなければ、間に合わない」(外務省幹部)との事情もある。
 鳥インフルエンザ・ウイルスは、鳥の尿などの飛沫(ひまつ)から人に感染し、03年12月以降、世界で60人以上が死亡した。人から人への感染は確認されていないが、国連によると、新型ウイルスが発生すれば世界中で500万~1億5000万人が死亡すると推計されており、国際的に深刻化している。




 なんで今になって本腰入れるのって、ツッコミを入れたくなりますが。つい先日中国で初の鳥インフルエンザの人への感染が判明したからでしょうか。それとも、ブッシュが世界規模での予防体制整備などに乗り出すことを表明したから、日本もやらなきゃってなったんでしょうか。

 何はともあれ、03年12月以降に世界で60人以上が死亡してるわけですし、国連によると、新型ウイルスが発生すれば世界中で500万~1億5000万人が死亡すると推計されているわけです。あり得ない数字かもしれませんが、1億5000万人ですよ?日本人が絶滅します。そんな数字が出ておきながら、今回の「本腰」ですから、対応の遅れは浮き彫りも良いとこではないかと。だいたい豚にだって感染しちゃってるんですから。

 鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
 豚からもウイルス確認 中国湖南省(毎日新聞)
 人への感染、WHOが調査へ=鳥インフルエンザ地域で肺炎-中国(時事通信)
Posted at 00:38 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
2005.11.11

発症1年前に肝がんを予測(共同通信)

発症1年前に肝がんを予測 鹿大大学院教授ら新技術 (共同通信)

 肝細胞がんを、発症の1年前に高い確率で予測できる新しい診断技術を、坪内博仁・鹿児島大大学院教授と宮崎大医学部の研究グループが開発した。診断は血液1滴で可能だという。11日から開かれる米肝臓病学会で発表する。
 肝細胞がんの早期診断は現在、超音波検査と血液中の腫瘍マーカー(がんの目印)測定の組み合わせが中心だが、より手軽で精度の高い発症予測が可能になり、治療の成功率が高まると期待される。
 研究を支援した宮崎県産業支援財団によると、研究グループは肝細胞がんの患者や健康な人ら計約110人の血液を調べ、患者だけに見られたり、量が多かったりするタンパク質6種類を特定した。診断は、この6種類の量を専用の装置で解析し、基準値と比較して発症の危険性を判断する。




 また画期的技術の発展でしょうか。

 がんは早く見付け、早く治療するに越した事はありません。「早期発見・早期治療」ですね。つまり、早く見付ける事が出来る技術が発展するほど、がんの治療率は向上します。
 しかも診断は血液1滴という事で、感染や侵襲の面から考えても、より合理的な方法なのかも知れません。

 肝細胞がん(国立がんセンター)
 腫瘍マーカー(国立がんセンター)
 
Posted at 00:22 | Medical News | COM(0) | TB(1) |
2005.11.10

テレビゲームで集中力増進(CNET Japan)

テレビゲームで集中力増進--米で始まった「逆バリ」療法 (CNET Japan)

 Janet Herliheyは昨年、11歳の息子が注意力欠如障害(Attention Deficit Disorder:ADD)と診断された際、それまで考えも及ばなかった治療法を受け入れる気になった。その治療法とは、子どもをビデオゲームで遊ばせることである。

 Herliheyが、ADDの治療法として医薬品の代わりにビデオゲームを選んだ理由は、それがNASAの技術だったからだ。この技術は、SonyのPlayStation 2(PS2)用ゲームソフト「Ratchet & Clank」など、子供への悪影響が少ない市販のゲームで遊んでいる間に、子供が集中し、リラックスできるよう子供の脳を「調整」するのに役立つ。

 「SMART BrainGames」と呼ばれるこのシステムは、基本的に、ヘルメット内のセンサーを使って、ゲームで遊んでいるHerliheyの息子の脳波を測定する。そして、PS2に接続されたコンピュータがゲーム内のストーリー展開に様々な変化を起こす。例えば、プレイヤーの集中力が高まってきたら、レーシングゲーム内の自動車の速度を加速させる、といった具合だ。

 BrainGames技術は元々、NASAが飛行中のパイロットの集中力を向上させる目的で開発したものだ。カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くCyberLearning Technologiesが、2002年にこの技術の独占的ライセンス(使用権)を取得し、2003年に全体的な学習システムを開発し、特許を取得した。

 BrainGamesには、簡単に頭に装着可能なヘルメットが付属している。このヘルメットには3つのセンサーが付いていて、それらのセンサーを通して脳波を測定する。脳波のデータは、プレイヤーの首に取り付けられ、PS2に接続されている、いわゆるスマートボックスに送られる。このスマートボックスは改造されたゲームコントローラで、30秒毎に脳からのリアルタイム信号の収集、または脳活動の様子の写真撮影を行う。その後、データは、ゲームのストーリー展開に影響を与えるプログラムで処理される。

 例えばレーシングゲーム「Burnout」では、自動車の速度が調節される。子供の操作、集中力が最高潮に達すると、自動車の速度は毎時100マイル(約160km)に達する。しかし、子供が疲労を感じたり、集中力が低下すると、コントローラのボタンを同じ強さで押しても、速度は毎時70マイル(約110km)まで低下する。子供が自動車の速度を上げるには、ゲームに集中するしかない。

 またこのシステムでは、ストレスも測定される。子供のストレスレベルが上昇し過ぎると、コントローラが振動するか、あるいはステアリング(ハンドル操作)機能が停止する。この警告により、子供は、過度なストレスを感じることなく、集中することを覚える。

 「(子供たちは)単に(コントローラの)ボタンを押しているだけではなく、ゲーム展開に影響を与えるために席に座っているのだと感じることができる。子供たちは自分の生理機能を使っているのだ。彼らは完全な実体験のように感じることができ、ゲームに没頭する」とCyberlearning TechnologiesのCEO、Domenic Grecoは語る。

 CyberLearningは2005年4月、Smart BrainGamesシステムの販売を開始した。価格は、同社のウェブサイトでの直販価格が550ドルだ。同社によると、すでに1200~1300世帯が同システムを使用したという。同社は2004年に、多くの小児科医および精神分析医と提携して、ADDと診断された子供たちに同ソフトを使用した。

 ビデオゲームは子供たちにとって有害というのが一般的な認識だが、CyberLearningのシステムは、この認識とは好対照である。大々的に宣伝されている多くのビデオゲームの暴力的描写によって、子どもたちの攻撃的な行動が助長されているという意見が日々聞かれる。事実、米国の多くの州で、暴力的な内容のゲームの販売を禁じる法律が制定されたり、あるいは、そのような法の制定が検討されたりしている。

 しかし、CyberlearningのBrainGamesシステムは、レーシングゲームやキャラクターが飛び跳ねるビデオゲームと連動して機能する設計になっている。プレイヤーである子供たちは、集中力を高めることによって、ゲームに出てくる物体の速度やキャラクターが飛び跳ねる高さに影響を与えることができる。同システムは、人気シューティングゲーム「Resident Evil」のような、暴力的と非難されている種類のゲームとは無関係だ。

 この技術の開発が始まったそもそもの発端は、ビデオゲームとは何の関係もない。NASAは1990年代末に、パイロットの集中力と忍耐力を測定する研究を行った。研究者らは、飛行機のコクピットが自動化されていればされているほど、パイロットの操縦に対する集中力が低下し、その結果、緊急時に迅速な対応が取れないことを発見した。そこで科学者らは、パイロットの集中力を維持するため、技術と人間の各種機能との理想的な調和を作り出す「閉ループ」設計を開発した。

 Herliheyにとって、NASAの技術のメカニズムは未だ不明な点が多いが、彼女の息子は、同システムの使用を開始してからおよそ1年後には、使用前に比べ落ち着き、集中力も高まり、じっくり本も読めるようになったという。

 「息子の記憶力が向上し、1つの作業に集中する能力も改善した。以前は、注意力が散漫だったため45分かかっていた作業が、今では15分でこなせるようになった」とHerliheyは語る。またHerliheyによると、じっとしていられない傾向がある彼女の息子の兄弟もビデオゲームで遊ぶようになってから症状に改善が見られたという。




 ちょっと勘違いを起こしてしまいそうなニュースですね。でも、興味深い・・・

 読んでみればわかりますが、このニュースで言われている「ビデオゲーム」は普通に日常で子ども達が遊ぶゲームではなく、「NASAが開発したSMART BrainGamesと呼ばれるゲーム」です。

 しかし何はともあれ、ゲームを活用した治療という点で興味を引かれます。

 価格が550ドルと多少高額ですので、ゲームという観点からただ単に儲けを狙った話という雰囲気がしない事もありませんが・・・
 特許を取得しており、「すでに1200~1300世帯が同システムを使用」という事や「多くの小児科医および精神分析医と提携して、ADDと診断された子供たちに同ソフトを使用した」といった動きもありますので、新しい・面白い治療法であることは間違いなさそうです。
 
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Posted at 10:47 | Medical News | COM(0) | TB(0) |
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